
スタートダッシュが徒競走を制す!誰でもできるコツを専門家が伝授
スポーツの秋、そして秋の運動会シーズンがやってきました。
しかし、かけっこが苦手なことで、運動会が楽しめないお子さんもいると思います。そこで速く走るにはコツがあります。 短距離走では、スタートダッシュがとても大切です。
多少足が遅くてもスタートダッシュがうまくいけば、今までとは見違えるタイムを出すこともできますし、順位を上げられる可能性が大きくなります。
スタートのタイミング
先生のピストルや笛の音でスタートしますが、ピストルや笛が鳴った瞬間にスタートできれば大きなメリット になります。実際に、走るのが遅い子どもは、スタートから出遅れるケースが非常に多いのです。
ですから、まずは先生のピストルや笛がどんなタイミングで鳴らされるかをつかんでおくことが大切です。先生は「位置について。よーい」と言ってから、自分の心の中で「1、2、3」などとタイミングを決めてピストル や笛を鳴らします。
自分の番が来る前に、先生の「1、2、3」のタイミングを確認して、自分の番が来た時に、そのタイミングと同時に「1、2、3ドン」で スタートしてみるのです。
フライングはよくないので、ちゃんと音を聞いてからスタートすることは守らなければなりません。
スタートの時の姿勢
一般的に幼稚園から小学校の低学年までは、前後に足を開き、立ったままの姿勢でスタートをしています。この場合
・思い切り前の足に体重をかけます。
・前につんのめってしまうくらい体重をかけます。
・左足が前の場合、右手を前、左腕を後ろに。
・そして、先生のスタートの合図のタイミングで、左手を 前に振り出すと同時に、一気に走り出してください。
小学校高学年などの場合は、両手を地面について行うクラウチングスタートが主流です。この場合
・足を少し後ろにして、地面についた両手に思い切り 体重をかけます。
・この場合も前につんのめるくらい体重をかけるのがコツです。
・スタートでは、両手を地面から離して、身体が前に倒れるくらいの姿勢で飛び出します。以上がスタートダッシュのコツです。
でも、いきなり本番でやろうとすると、本当につんのめって転んでしまうとおもいます。 できれば、運動会の前日までに、近所の公園などで、一緒に練習してあげてください。 少しでも速いスタートがきれた、ということを 実感できれば、運動会が楽しみになるはずです。ぜひ一緒にチャレンジしてみてください。 当日の結果はどうであろうと頑張ったお子さんを沢山褒めてあげて下さいね♪









